初心者のレッスンの進め方

私が初心者のころの経験を踏まえ、初心者向けのレッスンの進め方を書いてみます。私の場合、英会話スクールに6か月通っていましたので(中途半端な学習しかしていませんでしたが)、その辺は個々の状況に応じて目安から割り引くなりして考えていただければと思います。

まずは英会話トレーニングに生活リズムを慣れさせること

まずはレアジョブのレッスンと日々のトレーニングのサイクルに慣れることが肝要です。初心者のころは基底がなってないので、学習時間も結構食います。毎日の生活リズムにトレーニングが取り込まれるまでは、無茶はやめておいた方がいいと思います。

とりあえず公式テキストに沿って一からやっていきます。最初はこのレベルでも結構うろたえますので、事前に読んでおいた方がいいです。何より日本語の通じない方との会話は結構な精神的負荷がかかります。

自己紹介がすいすいとできるようになりましょう。最初は初めての講師ばかりなので自己紹介をやる頻度が高く、言い馴れてくると思います。レッスンの前の雑談が、まあなんとか、というレベルでいいので、3分ぐらいできるようになりましょう。

日々のトレーニングとレッスンが当たり前の日常になってきて、レッスンに抵抗がなくなり、生活リズムに取り込まれたら、次のようにレッスンにメリハリをつけていきます。

徐々にメリハリをつける

レアジョブの公式テキストの中には、英作文能力をあまり必要としない穴埋めや並びかえのExerciseがあります。これは独学で十分できるので、慣れてきたらここはすっ飛ばすようリクエストし、テキストの最後のExerciseであるFree talkの時間を厚めにとります。要はレッスン中に英語回路をブンブン働かせないといけないExerciseに絞り、ここに時間をいっぱい割くのです。ここで反射的な英作文能力と英会話運用能力を鍛えましょう。

ちなみに、Free talkとは、テキストに質問が5つ書いてあり、講師がこの質問を最初に投げかけてきて会話をスタートさせますので、あとは自由に会話するというものです。お題はあるものの、事前に設問を見ておいてある程度会話のネタを考えておかないと、初心者にはきついです。

また設問ではなく、あくまで自然な会話に慣れるという目的で、機会があればどんどん関連する別のトピックに脱線を試みましょう。

英会話の時間を長くとると、最初はかなり疲れます。25分が結構長く感じるかもしれません(私はそうでした)。

あと、音読のExerciseは飛ばさず、発音をチェックしてもらうのもいいかもしれません。ちなみに私はどう発音したらいいかわからない箇所をピックアップしてそこだけやっていました。この場合、レッスン中だけの音読では全く不十分ですので、録音を聴きながらレッスン後にさらに繰り返し音読します。

たまにフリーカンバセーションをやってみる

上記のトレーニングをひたすら継続しますと、徐々に特定の言い回しや文型がスムーズに言えるようになり、得意分野が形成されてきます。またテキストにもちょっと飽きてきます。そうなってきたらテキストを使わないフリーカンバセーションをたまに織り交ぜてみます。例としては「フリーカンバセーションに挑戦」を見てください。

基本的にやることはテキストのFree talkと変わりませんが、題材などまったくよりどころがありませんし、復習もかなり時間がかかり、学習負荷は高いです。英会話スキルが低いうちは負荷が高くてそんなに回数できませんので、ほどほどに織り交ぜてみます。

あまりにも講師の話が聞き取れない、かつ生徒も途切れ途切れで詰まりまくり、の状態では、冷汗ばっかりかいて学習効果はほとんどないのではと思います。その場合は前のステップに戻すといいと思います。

こんな感じで進めていくと、ある日、会話の中で英文が反射的にズバーンと口から飛び出し、「あれ?」と驚く瞬間に直面します。これはなかなかの快感です。

Tags: , , , , , , ,


RSS FEED