レアジョブを中心にトレーニングを組み立てよう。レアジョブレッスンが全てでない!

「5000円で毎日25分のオンライン英会話」がキャッチコピーのレアジョブですが、初心者は毎日25分のレッスンのみに集中すれば、メキメキと英語力が伸びるのでしょうか?

答えはNOです。当たり前ですがこれだけでは不十分です。というより初心者のトレーニングとして効率が悪いと思います。

「日々の英語基底能力のトレーニング」「レッスンの予習・復習」の2つが他に必要になってきます。

レアジョブは、生きた英会話を通してのボキャブラリーや文法の運用力、反射的に英文を理解し反射的に思ったことを英文として口に出す能力は鍛えられますが、そもそもボキャブラリーについてはその場では身につかず、また英作文能力、文法など基礎英語力は、講師の話に集中し、英文を詰まりながら頭でひねり出している状況でレッスンから吸収するというのはとても難しいと思います。

レアジョブのレッスン25分間のみを毎日受講し、あとは何もしないとしたらどうなるでしょうか?おそらく、洋楽を意味わからず聞き続けて結局いつまでたっても聞き取れないのと似たような感じで、学習効率がすごく悪いと思います。

初心者は、レアジョブと並行して、以下のトレーニングを、書籍やCD-BOOKを用いて行うと効果的だと思います。

さらに、初期のレッスンでの会話内容はボロボロでしょうから、予習・復習も重要になってくるわけです。

私は、独学トレーニングを「英語基底能力の構築」、レアジョブのトレーニングを「現状レベル認識および英語知識の運用定着」の場と位置付けてトレーニングしてきました。つまり独学はピッチングマシーンのボールを打ち、レアジョブで本物のピッチャーの生きたボールを打つ、というイメージで考えています。

しかし、こう書くと、「初心者は独学で十分トレーニングしてから、レアジョブをやった方がよさそうだ。いきなりオンライン英会話なんて敷居が高い」と思う方もおられるかもしれませんが、私は独学とレアジョブの並行トレーニングをすることをお勧めします。

と、いうのも、独学は速攻ですさまじい飽きが来るのです。怒涛のように飽きが来ます。さらには苦痛になってきます。何しろ相手は人間ではなく、本や音源を相手に何度も何度も同じことを繰り返す「反復トレーニング」が基本ですから、あまり進歩の実感がないし、徐々に退屈になってきてモチベーションが切れはじめ、しまいにボケーッと読んだり聞いたりさぼりがちになったり、と効果の薄いトレーニングに陥りがちです。

独学トレーニングを意義のあるものにするには、まずはレアジョブの講師とそれなりに会話できるようになることを目標に設定しましょう。講師との会話は楽しいものですし、言いたいことが伝わると嬉しいものですし、「あの時こういったつもりだが伝わらなかった」「こう言いたかったがうまく言えなかった」というと悔しいものです。こういったレアジョブのコミュニケーション上で発生した向上心は独学トレーニングに対するモチベーションとなり、トレーニングが好循環するのではと考えています。

なお、文法トレーニングはレアジョブの初心者用テキストにも文法コース(grammar)がありますが、個人的には独学でやってしまった方が早い(効率が良い)と思います。詳細は「初心者が選択すべきテキストは?」にて。

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