レアジョブ学習法の弱点

レアジョブの学習法の弱点、というよりオンライン英会話全般の弱点として、以下のような点があります。初心者は必ずこれらに苦労するはずです。総じて「解答がわからず理解できないままになる」ということです。事象と対策は以下の通りです。

発言が聞き取れないままになる

講師の発言が聞き取れず、結局あとで「あの時なんて言っていたのだろう」となるケースです。もう1回言ってもらうように頼んで2回目も聞き取れないとなると、なんとなく3回目を言ってもらうのは億劫になりがちになりますよね。

また、1センテンスなら聞き返すなりチャットに打ってもらうなりすれば良いですが、3センテンスぐらいダーッと来られて全部聞き取れないと、もはや聞き返す気力が失われがちです。

独学での書籍、CD学習、英会話スクールなら、その後すぐ正解を得ることは可能ですが、オンライン英会話では正解を得ることができないケースも多々あるので、ひと工夫が必要です。

誤った文法やミスがそのままになる

うまく頭で英作文できずキーワード連発する「ブロークン英語」や、「文法不備」「三人称単数」「複数形」「時制」「前置詞」といった日本人が間違いやすいミスを犯しても、受講者が気づかずミスと認識できないままのケースが発生します(しているはずです)。

講師の中には会話しながらもチャットでミスを直してくれたり、あとで生徒が言いたかったことを正しい英文に直してくれる人もいますが、基本的には会話の流れ重視でミスが流されてしまうことが多いです。

相手に正しく伝わっているのかどうかがわからない

何とかひねり出した英文が相手に正しく伝わっているのかわからないというケースです。

講師に「もう一回言ってみて下さい」と言われれば、どこかが間違っているか発音がおかしいことが明白ですが、なにかリアクションがあり(おそらく講師も生徒は多分こういいたいのだろうと推測聞きしているのでしょうが)、しかもその講師のリアクションを聞き取れないとなれば、もう伝わっているのか何なのかわからなくなります。

最後の手段「日本語」が通じない

当たり前ですね(笑)。英会話スクールで日本人講師なら最後の手段ですが、オンライン英会話では無駄な手段です。ただし私はレッスン中あわてふためいてしまい、自分の言いたかった単語を日本語で連発したことがあります。もちろん「?」でしたが(笑)。

レアジョブの講師プロフィールには日本語可否の項目がありますが、これは自己申告らしく、実際のところ簡単なあいさつができるくらいの程度の人もいました。気休めと考えておいた方がよさそうです。

対策としては?

私たちは学校で、「テストで間違ったところはしっかり見直して復習する」ことの重要性を学びました。「解答が分からず理解できないままになる」ことは、すべての学習において学習効果はないに等しく、これはオンライン英会話の宿命的な欠点でしょう。特に受講者のミスがそのままになることは、生徒自身の自覚がないためよろしくありません。

初心者の学習法でも記載しますが、録音して復習、チャットの多用、徹底的な聞き直し、また講師にミスを見つけたら徹底的に直してもらうようにお願いする、など、十分対策は可能です。

いずれにせよ「理解できなかったなあ」で放置せず、生徒側が意識を持って「理解できるように努める」のが上達のポイントではないかと考えます。

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