レアジョブの講師について

総じて人柄が良くて愛想のよい人が多いと思います。フィリピン人の気質なのでしょうか。

レアジョブの講師は、基本的に有名大学の学生や卒業生です。また、結構厳しい採用試験があるのだそうです。

講師のスキルについては、さすが一般教養は高いものを感じます。また日本の文化や政策なんかも結構ご存知です(おそらく生徒に聞いたことがあるのでしょうが)。ただしプロの英語指導者としての教育を受けているわけではありませんので、日本の「学生家庭教師」と同様、体系的に指導ポイントを押さえているというわけではないと思います。

また、レッスンスキルというか、内容については、正直言ってかなりバラつきがあります。生徒の会話や発音の誤りをまめに訂正してくれる人や流してしまう人(うまい人は会話を途切らさないようにしながら生徒の英文をチャットで訂正してくれたりします)、会話が止まると次の会話をひねり出してくれる人もいれば、シーンと無言の時間ができてしまう人もいます。会話のスピードも、生徒のレベル見て合わせてくれる人や、明らかに初心者なのにガンガン来る人もいます。

だいたい、スキルの高い講師は人気が高く、いまいちの講師はスケジュールが空きがちになっています。またレアジョブは講師のレッスン評価情報や人気、スキルなどは公開していません。唯一、講師プロフィールに初心者マークがある人は「初心者向け講師」という意味で、だいたいスキルが高い人です(講師なりたてマークではありません。私はずっとそう思っていましたが)。

初心者のうちは、レッスンを受けてみた感覚をもとに、スキルの高いと思われる講師を意識的に選定したほうがいいと思います。ただし前述のとおり人気が高いため自由に予約できない可能性もあります。

また、発音についても方言的なものなのか、講師によってクセがあり、バラつきがあります。最初は差がわかりませんでしたが、市販のCD音源と比較して発音が違うことがあり、方言的なものと想定されます。たとえば”th”を”テ”に近い発音する人がいたり、一般的には無音のはずの”h”を発音している人がいたり、逆のパターンがあったり、と。

このスキルのバラつきについては、個人的には全然気にしていません。コスト的に不満に思うレベルでもないし・・・というのもありますが、そもそもレアジョブのレッスン自体が「英会話をたくさんこなしてレベルアップ」というコンセプトであり、講師から体系的カリキュラムを受講しているわけではないので、どちらかというとバラつきは好都合です。だって、実際の運用英会話の場では老若男女いろいろな人と会話しないといけないわけですから

どちらかというと「いろいろなタイプの人とストリートファイトする」みたいな感覚で、むしろ上達の助けになるかもしれませんね。

ちなみにだいたいの人は日本のドラマ、漫画、アニメ、ヒーローものなどテレビ番組の話が通じます。私はネタがないときはよく日本の漫画の話をします。

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